「追憶」

追憶

夏の終わった街を歩いていた
ずっと前から歩いていた
冬の終わりを未だ望んでいる
何かを探して旅をする
いつだって 君の背中を追っていた
遠ざかるばかりの夢を見た
言い伝って 意味を探し回っている
何を求めて歩いているんだっけ

どこか遠くの街でも行くよ
探し物が見つかるまで
気がつけば山谷すら超えて
微かな君の気配辿っているんだ


夜の終わった街を歩いていた
川のほとりを歩いていた
消えた声はどこへ消えてった
亡くした君を探している

いつか遠くの君を見つけるよ
曲がりくねる道を抜けて
それだけが僕の人生の意味だ
遥か静けさ、気配辿っているんだ

冷たい夜、蒸し暑い昼
その全てが君で溢れている
聞きたい声、あの日の花陽
もう思い出せない

どこか遠くの街でも行くよ
君の面影忘れぬ様に
それだけが満ち足りた思い出だ
微かな君の気配辿っているんだ
辿っているんだ
笑っているんだ

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